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zoom RSS 医療ミスのニュースを見たら、お医者さまのブログを読もう 『割りばし死亡事故(杏林大付属病院)』

<<   作成日時 : 2008/02/13 20:08   >>

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 転倒して割り箸がのどに刺さった保育園児が、救急搬送されて治療を受けた翌日に死亡した事件です。医師の過失が訴訟で争われましたが、刑事訴訟の無罪に続き、民事訴訟でも遺族の請求を棄却する判決が出ました。

 ※キャンペーン「医療ミスのニュースを見たら、お医者さまのブログを読もう」についてはこちらをごらん下さい


  『遺族への損害賠償認めず 割りばし死亡事故 東京地裁』
   朝日新聞 2008.02.12
 (Web魚拓

   ↓ ↓ ↓

  『割り箸事件民事編』
   医療報道を斬る

  『割り箸事故民事判決』
   ヤブ医者ブログ

  (管理人さま、もしリンクがご迷惑でしたらお申し付けください)


 医師は、常に百点満点の仕事をしなければ訴えられるのでしょうか?
 今回のケースのような「引っかけ問題」だってあります。
 それがどれほど高いハードルか、考えてみませんか?

 こちらもご参照ください。
  『満点じゃなければ犯罪か』 医療報道を斬る

 この事件は、民事、刑事訴訟ともに控訴されています。
 最終的に担当医が勝訴するのだとしても、訴訟で多大な負担を強いられています。


 別の医療訴訟で、裁判所の判決にこんな一節がありました。
 医療という専門分野の領域に属する事柄に関して法的責任の有無を判断することは、裁判所にとって困難な作業で、裁判所は、患者側に難きを強いて救済を拒絶することも、また、医療側に高すぎる要求を課して責任を認めることも、自戒しながら、判断すべきものと考える。このため、審理において、仮説を開示し、当事者の批判に晒すことは、判断の相当性を担保するために行なわれるべきであるが、裁判所は、被害を受けたと主張する患者側の訴えに真摯に取り組むとともに、患者のために未知の危険にも挑む医療従事者の業務の特質を理解するように努めながら、事実の解明に当たるべきものと考える。
  『司法にも正義はあったかな』 新小児科医のつぶやき
 こちらの記事より転載させていただきました。患者側の勝訴しか取り上げない報道の偏りを指摘されておられる大変参考になる記事なので、こちらも一読いただければ幸いです。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
色々な意見ありますが僕が最も重要だと思ったところを。

みのもんた氏がTVで素人でも割りばしが突き刺さったと思うだろうと述べてましたがこれが大きな間違いなんですね。これ素人だから思うんです(専門外のおいらもその可能性を考えます)。プロはまずそんな可能性は考えないそうです。

突き刺さった部分には物凄く分厚くて硬い骨がある。どのくらい硬いかというと脳外科医が手術の時に電動ノコギリで汗だくになりながら開けるくらいの厚い骨。

こんなところをやわらかい割りばしが突き抜けるなんていうことはかなりナンセンス。
先生が投げたチョークが頭蓋骨を突き破って脳を損傷した、くらいありえないこと。だからそれまで一例も報告がなかったわけです。
これを見抜けといわれても普通の医者にはまず無理でしょう。

立木 志摩夫
2008/02/14 00:56
トラックバックありがとうございます。
非医療者の冷静な声から勇気を貰いました。
bamboo
URL
2008/02/14 05:26
おじゃまします。
こちらで、院長先生がキャンペーンに参加していらっしゃいます。
<ある町医者の診療日記>
「医療ニュースを見たら医師のブログを読もう!」
http://blog.hashimoto-clinic
.jp/200802/article_6.html
アイスゆず
2008/02/14 21:27
 みなさま、コメントありがとうございます。(まとめたお返事で失礼します)

>立木さん
 詳しく教えていただいて、とても参考になりました。
 素人考えの恐ろしさ、というのは、もっと多くの人に考えてもらいたいものです。知識のある人ほど、「自分の考えは間違っているかもしれない」と謙虚になるような気がします。

>bambooさん
 いつも参考になる記事、ありがとうございます。
 これからも引用させていただく機会は多いと思いますので、どうかよろしくお願いします。

>アイスゆずさん
 ご紹介ありがとうございます。さっそく荒らしてきました(笑)
birds-eye
2008/02/15 17:52
同様症例で3DCTが診断に有効であることを地方学会で報告させていただきました。自験例は歯科口腔外科の先生にも手伝っていただき、事なきを得ました。感染には要注意ですね。偶然にもtransoral approachに似た経路を貫通してしまうという不幸が重なったものです。
耳鼻科の先生の方がむしろ詳しいので、どうしようもなかったはずなのですが・・。
のうげかい
2008/02/18 00:19
 のうげかいさん、ご紹介ありがとうございます。ご発表(執筆?)、お疲れ様でした。
 "transoral approach"は、口を経由して脳外科手術を行う手法(およびその時の経路)ということで、よろしいでしょうか? 僕自身はまだ医学部入学前であり、またこちらを読まれている一般の方もおられるので、確認させて頂きたいと思いました。

>どうしようもなかったはず
 おっしゃるとおりだと思います。医学的に「どうしようもなかった」ことと、患者さんの側から見て「いかにもどうしようもなかったように見える」ことは別で、それがさまざまな問題を引き起こしていると思います。

 医師の方のコメントを心強く思いながら、素人視点の記事を書き続けたいと思います。これからも、よろしくお願いいたします。
birds-eye
2008/02/18 22:27

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