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zoom RSS 外国人指紋採取制度の問題は?

<<   作成日時 : 2007/12/18 23:37   >>

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 他の方のブログを読んで、思うところを述べたいと思い、コメントを書いたはいいけど長すぎて憚られたので自分のところの記事にしてしまった、という記事です。
 こんなのもありかなと思いますが、さてどんなものでしょう。

 元記事はこちらです。
  『「テロ、犯罪」を理由にしても、人権は無制限、恣意的に制約されるものではありません』
   村野瀬玲奈の秘書課広報室
 日本を訪れる外国人が入国審査で指紋を採取されている問題を指摘する記事です。
 人権問題を精力的に扱われているブログで、しっかりした人権意識と豊富な資料に基づく充実した記事にはただただ頭が下がる思いです。また、ただ議論をするだけでなく、いろいろな署名運動などで実際の社会に働きかける窓口を紹介されている点でも、すばらしいブログです。

 この記事に対して、僕が書き込もうと用意したコメントが以下のものです。横着をしてそのまま載せます。
 元記事を経由せずにこちらに来られた方、何のことだか分からない内容で申し訳ありません。重要な問題提起をされている良い記事なので、ぜひ元記事から読んでいただければと思います。



こんばんは。
外国人の指紋採取制度について悩んでいる折、この記事があったので考えさせていただきました。
少し問題提起をさせてください(現状、僕は採取容認に傾いているので、やや批判的になってしまうのはご容赦いただければ幸いです)


■指紋採取による犯罪抑止の実効性
 人身売買について、朝日新聞の記事が指紋採取制度にも一石を投じています。
  『タイの「人身売買」 1人240万円、「品評会」で仲介』
   朝日新聞 2007.12.10
 (Web魚拓
 この記事によると、従来は「一人分の他人名義パスポートを使って何人も売買対象を入国させた」のが、採取制度後は「それが難しくなる(=一人しか入国させられない?)」とのことです。(この後に続く「しばらくは入国できる」は、「少し遅れて効力を発揮」と読み替えられることもご考慮いただければと思います)
 犯罪防止に一定の実効性があるとは考えられませんでしょうか?

 さらに、人身売買に関しては、例えば歌舞伎町のパブを抜き打ち検査するより、入国審査の水際で防ぐ方が効率的かもしれません(検挙率と費用の両方で)。
 その点はいかがでしょう?


■「指紋採取の是非」と「政治家の態度の是非」
 鳩山法相のテロリスト発言などは、僕も苦々しく思っています。しかしそれは「政治家の態度の問題」であり、「制度の問題」とは分けて考えられるべきではないでしょうか?
 政治家は、テロで恐怖をあおるのではなく、もっと理知的に制度の有効性を説明すべきです。
>「政府が恐怖をあおって人々の意識を操作することは許されない」
 このコメントも読みようによってはその点を指摘したものととれないでしょうか?


■外国人が抱く嫌悪感
 もちろん、これは理解できます。僕も最近渡米しましたが、微妙に嫌でした。


■外国人への偏見助長に対する疑義
 指紋採取制度によって「外国人は犯罪を犯す」という偏見が助長される点を問題として重視するご意見と拝読しました。しかし、僕はこの点に懐疑的です。
 つまり、偏見を持っている人は制度がなくても偏見を持つし、持たない人は制度があっても偏見を持たない」のではないでしょうか?
 実際、僕が渡米したとき、指紋採取されたから偏見を受けたと実感したことはありませんでした。リンク先記事のコメントも拝読しましたが、フランスで泥棒嫌疑をかけられた例も、フランスには指紋採取制度はなかったのですよね?
 僕は外国人に対する不当な偏見がなくなることを望んでいます。しかし、それは指紋採取制度の有無には影響されないのではないかという疑問です。その点、いかがお考えでしょうか?


■「外国人だけ採取」の不平等
 これが、僕が制度に賛成するのをためらう最大の理由です。この点をもって人権侵害だというのなら、それは全くその通りだと思います。
 では、例えば出入国審査を通る日本人からも平等に指紋採取すれば問題は解決するのでしょうか? (記事で紹介されているコメントにもそんな内容がありますね)


■指紋採取の実質的な害
 率直に言うと、指紋を採られる事で生じる実害が想像できないのです。(cf. 遺伝情報であれば、差別など様々な不利益が出ると容易に想像できます)
 リンク先記事では警察による不当な逮捕が例に挙げられていましたが、それは警察機構があらかじめ指紋情報を持っていなくても起こることではないでしょうか?


■比較考量
  • 指紋採取制度が外国人への偏見を助長せず
  • 日本人からも平等に指紋採取することにして
  • 犯罪抑止効果に対する実効性が指紋情報を採られる害を上回ると見込めるならば
指紋採取制度は認められるべきではないでしょうか?
村野瀬さんが挙げられた人権擁護の原則に照らしても
  • より重大な犯罪抑止のための「やむを得ない場合」
  • 実質的な害の少ない指紋採取という「最小限の手段」
という条件を満たさないでしょうか?


この議論、どこに問題があると思われるでしょうか?
教えていただければ幸いです。

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