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zoom RSS コンビニ受診について (※訂正あり)

<<   作成日時 : 2008/03/08 19:24   >>

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※タイトル誤字を修正しました 2008.03.13

 いつも僕がブログ『誰に投票する?』でお世話になっているアイスゆずさんが、
  『コンビニ受診で50通り』
 という企画を行われていますので、こちらでも紹介させていただきたいと思います。
※リンク先がミラーサイトだったので、元サイトに訂正しました 2008.03.13


 コンビニ受診とは、
  「夜間や休日など平常勤務の時間外に、
   それほど深刻な症状ではないにもかかわらず
   病院を受診すること」

 です。
 24時間営業で夜間も気軽にいける点を、コンビニに例えていますね。

 悪質な例だと、
  「平日の昼間は仕事があるから」
  「平日の昼間に受診すると、待ち時間が長いから」
 という理由で夜間・休日に受診するようです。

 なぜこれが問題かというと。
 一般的な病院は、夜間・休日に外来患者を受け入れるような診療体制を取っていないのです。
 病院だから急を要する病気は追い返さないけど、基本的には診療は日中しか行わない、ということです。

 それを、きちんと理解してくださいね。
 24時間営業のコンビニ感覚で受診しないでくださいね。
 というのが、コンビニ受診の問題を指摘する立場です。

 基本的に、夜中に病院に行ったときに診てくださるお医者さんは、「当直」という勤務形態で働いておられます。「交代制」「時間外勤務」ではないのです。
 「当直」という勤務形態は、「基本的には診療行為を行わなくていいはずだけど、何かあったときのために念のために病院に詰めておく」という勤務形態です。
 だから、病院で寝泊まりする分の当直手当こそ出ますが、当日の勤務も、翌日の勤務も、ふつうに求められます。

 その医師が診療行為で徹夜したら、なんと連続勤務は8(当日の通常勤務)+16(当直中の勤務)+8(翌日の通常勤務)=32時間にも及んでしまうのです。
 人権侵害も甚だしいのです。

 睡眠不足で翌日の勤務に臨めば、医療ミスの危険も増大します。
 疲れが命取りになるのです。

 しかも、その当直で詰めている医師は、本来「本当に急を要する患者」のために詰めている医師です。
 どうということはないコンビニ受診の診療のために、救急患者の受け入れができず、マスコミが言うところの「たらい回し」が発生する…
 ということも考えられます。

 ちなみに、そんなコンビニ受診患者を「軽症だろう」と追い返すこともできません。
 万が一、その患者さんの症状が悪化したりしたら、今度は「判断を誤った医療ミス」で訴えられます。
 「たらい回し」と「医療ミス」の二択です。

 じゃあ、病院もコンビニみたいに24時間体制にすればいいじゃないか。
 そう思われる方は、ぜひ厚労省に働きかけていただきたいです。
 大学医学部の定員を増やし、医師数を今の3倍以上にすること。(だって8時間労働が24時間労働になるなら労働力は3倍です)
 医療費を大幅に増やし、勤務態勢の拡充が病院経営を圧迫しないようにすること。
 それが必要です。

 でも、そこまでは言いません。
 ただ、一人一人の市民の方が、このような問題があることだけでも知った上で、「病院の正しいかかりかた」について思いを馳せてほしいです。

 そのためにぜひ、先に紹介させていただいた記事(&ブログ『誰に投票する?』を初めとする、同問題を取り上げたサイト)を読んでいただきたいと思います。

 よろしくお願いいたします。

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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
確かにコンビニ受診は止めて欲しいですね。
世の中は、何だかんだ言っても日中が生活の中心ですよね。各自治体が日曜などに行っている診療所も日中だけですし。私が夜に診療してもらったことがあるのは、一度だけ。夜10時頃に足を切ったときです。ただし、救急車は呼ばず、病院に電話して診療していただけることを確認してから30分ほど歩いて行きました。命に別状は無いと判断したからです。ただ、20針程度も縫う必要がありましたが。その時、医師に時間的な余裕があったのでしょう。美容整形くらいに丁寧に縫ってくれました。今では殆ど後も残っていません。
一般人
2008/03/09 13:38
 20針だと、けっこう大きなけがですね。歩いて…というのも大変だったと思います。

 本来、医師に十分な人員がいれば、夜間診療などももっときめ細かな対応ができると僕は思います。実際、体調を崩すのは時間を選ばないわけですから。
 いっそ市街部では病院を24時間体制にして、その必要なだけの医師を養成する方針を、国はとるべきなんじゃないかなと思います。
birds-eye
2008/03/09 23:38
>いっそ市街部では病院を24時間体制にして、その必要なだけの医師を養成する方針
そのためには医師のみならず、外来担当の看護師、検査技師(採血、放射線、生理検査など)、事務員その他すべての職種の方を動員する必要があります。人員確保は困難です。
また、医療機器をすべてスタンバイにしておく必要があります。そのコストは莫大です。
夜中には糖尿病の治療中の人、みたいな慢性疾患の方はおそらくいらっしゃらないでしょうから、本当に緊急性の高い少数の方か、コンビニ受診の方のみになります。24時間体制の利益を本当の意味で享受する人は少ないと思われます。
また、厳密な計算をしたわけではありませんが、おそらく採算が取れないでしょう。ツケは病院や自治体に回ります。
手間暇かかり、コストは大、利益享受は小となると、実行には難しいと思われます。

真夜中に生命の危機に陥った場合に、常に適切な医療を受けられる状態を保つにはコストを度外視した体制が必要ですが、財政面から現状では不可能です。路線バスが廃止になりそうな自治体もあるくらいだし。厚生労働省は医療費削減に躍起だし。
imo
2008/03/11 12:45
 ご意見ありがとうございました。
 つい勢いで「24時間体制」などと書いてしまいましたが、ご指摘拝読して思い直しました… 確かに、利益に比べてもコストが多きすぎそうです。

 24時間体制が敷けないとなると、今の社会の改善点は
  ・夜間診療の利用基準についての
   市民の啓発
  ・そうはいっても、もう少し
   キャパに余裕のある夜間診療体制の
   整備(受け入れ不能の予防)
  ・日中でも会社を休みやすい、
   社会全体での労働環境の改善
 あたりでしょうか…
birds-eye
2008/03/12 22:42
 病床の削減にも原因があるかも知れません。
病床が少ないということは、当直の医師もおのずと減ります。医師も少なければ、収容する病床も無い。
 医療費抑制のために病床を減らし続けていることも見逃せませんね。病床があるのに使えない病院もあるようです。病院資産が眠っていては、救急医療も行えませんね。もちろん、利用者側のモラルも必要だと思います。
一般人
2008/03/13 08:38
加えて病床が満床でなければ赤字になる現在の診療報酬の改定が必要です。複数の病床が空いても大丈夫な状況でなければ、キャパシティはおのずと少なくなります。医療費削減のツケですね。
imo
2008/03/13 09:23
そうですね。ただ、病床設備を新たに増やす場合には診療報酬の改定は必要ですね。でも、政策として病床数を制限されて病床が余っている病院(ある階がまるごと物置状態)は経営が成り立つ可能性もあると思います。
一般人
2008/03/13 10:11
明日3月20日の報道ステーションで取り上げられるかもしれません。
アイスゆず
2008/03/19 23:35
>birds-eyeさん
時間のある時に、「医療再生を願うネット市民の会」の掲示板を見て下さったらうれしいです。
d(・∀・)
アイスゆず
2008/03/30 01:23
ここです。
「会員の皆様に、ご相談したいことがあります。」
http://iryousaisei.bbs.coocan
.jp/?m=listthread&t_id=20
アイスゆず
2008/03/30 01:25
こんばんは。
ブログの名前を変えました。
>「救急医療を守ろう 患者を守ろう」
アイスゆず
2008/04/08 00:03
さらに、名前を変えました。
「みんなの救急医療」
さらに、HPを作ってみました。
http://icedyuzutea.web.fc2.com/
アイスゆず
2008/04/19 12:56

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