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「あなたの周りにも、必ず薬害被害者がいる」 ◆ 薬害肝炎まとめ 目次 ◆ トップページ
(追記)
ウイルス性肝炎の患者数は、推定で350万人と言われています。 薬害肝炎問題に多少の関心を持っている人であれば、その数字は知っていたりします。 でも、その重さをまともに考えたことはあるでしょうか? こちらのブログ記事が、メディアを含めた市民の甘い認識を指摘されておられました。 僕も思い当たる節が多々あったので、とても耳の痛いご指摘でした。 『国家公務員には2万6千人のB,C型肝炎患者が居る。そしていずれ死ぬ。どうするのだ?』 小林哲之ちょっとだけ語る 親しい方が肝炎を患っておられる、当事者の方の切実な声です。 B,C型肝炎患者は、国民の33人に1人居る この350万人は、 これに対する対策が、 「肝炎患者の為に」と言っている貴殿 この訴えに応えるためには、どうすればよいのでしょうか? 僕なりに考えてみたいと思います。 まずは肝炎被害の重さをきちんと見据えることが、出発点であるはずです。 この記事が指摘された通り、僕たちの周りには必ず肝炎患者の方がおられるのです。 そして、「肝炎で疲れやすくなる」という事実も、十分以上に重く受け止めなければなりません。 僕も急性肝炎の経験があります。ウイルス性の慢性肝炎と単純に比べられるかどうかは分かりませんが、本当にしんどかったです。いちばんひどいときは、入院中の病室からトイレに行くのもままなりませんでした。2メートルも歩かないうちに息切れがして、立っていられなくなるような状態です。 「がんばれば何とかなる」という次元の話ではありませんでした。 いずれこのような状態になってしまう方が、国民の33人に1人はいる。 医学的な正確さはともかく、一般人の感覚としてはそう思っておかなければならないのだと思います。 それを認識した上で、次に問題となるのは「インターフェロン療法への医療費支援だけで足りるのか」という点です。 僕の連載記事は、その視点が甘くなっていました。 先ほどの記事がご指摘の通り、肝炎患者の方は社会的にさまざまな制約を受けている恐れが大きいです。 まず、就職には不利になるでしょう。 企業に配慮義務を課すような試みは、男女雇用機会均等法が十分に機能しているとは言えない現状から、あまり当てにはならないように思います。 ならば患者の方々には公的な経済支援を行うしかないはずです。 このような問題意識から、原告の方々は「肝炎患者を障害者として認定する」ことを求めておられるのだと思います。 『どんな治療体制を求めるか』 薬害肝炎訴訟全国弁護団公式ホームページ これが妥当であるかどうかは、他の病気や障害とのバランスもあるので僕には判断できかねます。でも、選択肢の一つではあると思います。 しかしこれと同じくらい重要なことに、国民一人一人の肝炎への認識があると思います。 これは、国とか製薬会社とか、他の誰かががんばるようなことではありません。僕たち自身が気をつけなければならないことです。 肝炎に限らず、他人の病苦というのは理解しがたいもので、つい安易に「怠けている」と思ってしまいがちです。「自分だってカゼを押して仕事に行くことがあるんだから」という感覚は、その病気の苦しさをただのカゼと同列に扱うことになりかねないので、危なっかしいものだと思うべきではないでしょうか? いったい、僕たちはどれほど「肝炎」というものを理解した上で患者の方々と関わっているのでしょうか? つい最近このブログにコメントをくださった、あきさん(おそらく投薬証明が得られない薬害被害者の方と思われます)が、このように書かれておられました。 今回の事で一円の保証もされないのに保証されるんでしょう良かったねと言われる気持ちがわかりますか?患者の方々には、僕たちが考えもつかないような苦しみや大変さがたくさんあるはずです。それは病気そのものの苦しみであったり、社会でさらされる配慮の足りない言葉の苦しみであったりすると思います。 それを、完全に理解できるとは思いません。そう思うのは思い上がりです。 「自分には分からない」という謙虚さを持って、常に配慮を怠らないよう気をつけるべきだと思います。 日本の新生児の年間出生数が110万人、妊娠期間が266日とすると、いまこの瞬間にいる妊婦の数はざっと80万人です。妊婦の方は社会の中では当たり前の存在であり、僕たちはこの方々に当たり前の配慮を求められます(電車の中で席を譲ったり、困っておられたら手を差し伸べたり)。 ウイルス性肝炎の患者の方は、その4倍以上もおられるのです。 それらの方々も社会の中の当たり前の存在として受け入れ、当たり前の配慮を心がけることが求められます。そして住みよい社会を守るため、彼らがないがしろにされるのを見かけたら、僕たちが体をはって止めに入らなければなりません。 国民の33人に1人という重みは、つまりそういうことなのだと思います。
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
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国家公務員には2万6千人のB,C型肝炎患者が居る。そしていずれ死ぬ。どうするのだ?
このところ薬害肝炎関連のニュースが少なくなってきたように感じられる。 飽きっぽい ...続きを見る |
小林哲之ちょっとだけ語る 2008/02/07 23:06 |
肝炎 推定350万人
フィブリノーゲン製剤仕様で、とりあえず出血を免れた人たちは、国から”薬害”を受け ...続きを見る |
連・断・続の部屋 2008/02/21 16:49 |
"薬害”肝炎に思う
最近、連日マスコミ、国会を動かしている薬害肝炎は、限定された製剤に関する金銭が支 ...続きを見る |
連・断・続の部屋 2008/02/21 16:52 |
カルテ至上主義に警告を!
薬害C型肝炎の対象者となるためには、カルテなどにフィブリノゲンなどの血液製剤が使 ...続きを見る |
小林哲之ちょっとだけ語る 2008/02/28 02:31 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
勢いで書いてしまった、 |
トラックバックありがとうございます。 URL 2008/02/07 23:07 |
こちらこそ、素晴らしい記事にこちらからお礼に伺おうと思っていたところでした。 |
birds-eye 2008/02/08 00:02 |
そこまで言ってもらえると |
小林哲之 URL 2008/02/09 00:12 |
インターフェロン療法とウツのことは、改めて追記記事で取り上げさせていただきたいと思いました。ご指摘、本当にありがとうございます。 |
birds-eye 2008/02/09 16:11 |
珍しい症状としてではありますが、 |
小林哲之 URL 2008/02/12 02:16 |
そうそう、 |
小林哲之 URL 2008/02/12 02:36 |
小林さん、ありがとうございます。ご紹介いただいた記事、拝読いたしました。 |
birds-eye 2008/02/12 23:11 |
urlが切れましたので再貼り付けします。 |
birds-eye 2008/02/12 23:13 |
いつもご丁寧なお返事、ありがとうございます。 |
小林哲之 URL 2008/02/14 18:21 |
躁鬱については 私自身は C型肝炎がわかった時になり 今は診療内科には直接関わってはいませんが、今でも別の病院で簡単な自律神経の薬は毎日飲まないと行けない状態です。私が肝炎だとわかった時に知識が無いが為に自分の子供にも誰にも会う事!人に接する事すら!最初は恐くて出来なくなりました!肝炎関連の本を何冊も読みあさり自分自身が納得し動けるようになるまでは本当に大変でした。私自身の性格は!神経質な面がある為に自分自身の周りの人達に言うのもそして言った事での差別も様々な理由から躁鬱にはなりやすい状態です。 |
あき 2008/02/14 23:11 |
いつも 勝手に入りすいません。もう前の内容にまで勝手にコメントして申し訳ありません。そして私事の為にコメントして頂けた事を心より感謝しています。どうしても改めて御礼申し上げたくて コメントしました。ごめんなさい。 m(__)m |
あき 2008/02/14 23:32 |
>小林さん |
birds-eye 2008/02/15 18:15 |
>あきさん |
birds-eye 2008/02/15 18:24 |
正直言えば!まだ!このブログを通じてをしても、話したい事もあるのですが…今は!まだ言う事が出来ない弁護団とのやり取りや!原告達の事など…様々な事情も事実ありますが…私自身もまだ!諦めて下さいと言われてもいつかは報われたいと言う!その気持ちを諦める事が!どうしても捨てきれる事が出来ないから!だからこそ!肝炎関連の事を真剣に考えて下さってるこのようなブログに勝手に入らせてもらい!その事で一般の方の考えも逆の立場での思いなどもわかる事や肝炎に限らず!とても真剣な考えがわかり素晴らしいブログだと思います |
あき 2008/02/17 00:47 |
身に余るご評価、本当にありがとうございます。そう書いていただけると、記事を書いて良かったと思います。 |
birds-eye 2008/02/17 11:59 |
全て拝見させて頂きました。非常に勉強になりました。ありがとうござました。 |
taka 2008/05/04 04:21 |
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