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「被害者の方々が一番辛い思いをしている」 「弁護団は全ての肝炎対策のために訴訟した」 「『一律救済』決着は妥当ではないが、最善だ」 ◆ 薬害肝炎まとめ 目次 ◆ トップページ
(追記)
この薬害肝炎問題を語るとき、まず何よりも先に確認しなければならないことがあります。 被害者の方々が一番辛い思いをされており、僕たちにはそれをとやかく言う権利はないということです。 後で述べるように、僕は今回の「一律救済」は妥当ではなかったと考えています。しかし、それを主張した原告である被害者の方々を批判するつもりは少しもありません。 ネット上で被害者の方々を中傷する心ない言葉を見かけますが、怒りを覚えます。 C型肝炎とそれに伴うインターフェロン療法は、非常に重い負担を生じます。経済的にも高額ですし、副作用は生活と仕事に支障を来すようなものです。進行して肝硬変・肝がんから命を落とされる方も多く、その理不尽さは怒りを感じて当然です。 しかも、国を相手に訴訟を起こすのはとてつもなく大変なことです。裁判費用を工面するのも並大抵ではありません。実名を公開してテレビに出れば、日常生活の中でも好奇の目にさらされます。 それでも、これらの方々が訴訟に踏み切ってくださったからこそ、ようやく薬害肝炎の被害に支援の手が差し伸べられようとしています。 その勇気と功績は称えられこそすれ、非難されるべきものでは決してありません。 裁判のための戦略から、弁護団が被害者の大部分を切り捨てたという批判があります。 「血友病」「投薬証明が得られない人」「注射針の使い回し」「第[製剤」「輸血による肝炎」… この非難は不当だと、僕は考えています。弁護団はこれら全ての被害を支援するため、敢えていまの原告の方々で訴訟を行いました。 弁護団は、あらかじめ血友病患者の方々にそれを説明し、理解を求めたそうです。また原告の方々には、「代表選手」という言葉を使って肝炎被害全体への配慮を求めたそうです。 『【肝炎救済】依然として残る難題‐傷つく薬害エイズ被害者』 薬事日報 2008.01.18 それが究極的には僕たち市民の世論を喚起するためであったのですから、僕たちに弁護団を非難する資格はないはずです。 今回「一律救済」という決着が行われたことについて、後で述べるように、僕はそれが大きな弊害を生じると考えています。 しかし、それはいまの状況においては最善の解決策で、そのことで被害者の方々や弁護団を非難することはできないと考えます。 あえて非難の対象を求めるなら、それは政府であるはずです。 薬害肝炎訴訟の解決は、時間的に逼迫していました。訴訟の間にもどんどん被害者の方は亡くなっていました。 しかし、今日に至るまで、ウイルス性肝炎の治療を支援する制度は整備されていません。患者の方々は治療が高額であるために行えず、それが政府の責任であるかもしれないのに、肝硬変や肝がんになるのを待つばかりでした。 そのような中、最高裁まで争って政府の責任範囲を悠長に議論することはできませんでした。 本来、まずはウイルス性肝炎の患者全てが生きていけるよう支援制度を整備してから、政府の法的責任を慎重に追究すべきでした。 それが叶わなかったのは支援制度がなかったためで、そのツケを被害者の方々に回すのは不当です。 だから、まさに、政府が「一律救済」という結末を引き起こしてしまったのだと僕は考えます。
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|---|
【肝炎救済】依然として残る難題‐傷つく薬害エイズ被害者
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薬のことなら薬事日報ウェブサイト 2008/01/28 10:18 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
今回の訴訟和解については良かったと思います。原告の方々のご苦労が報われて良かったと思います。 |
一般人 2008/01/26 19:07 |
一般人さん、早速のコメントありがとうございます。 |
birds-eye 2008/01/26 20:55 |
> 被害者および弁護団の置かれた立場 |
北村健太郎 2008/02/09 15:38 |
> いまの状況においては最善の解決策 |
北村健太郎 2008/02/09 15:53 |
>「被害者」とは? |
birds-eye 2008/02/10 12:12 |
>特措法は作ってはならない法律 |
birds-eye 2008/02/10 12:30 |
(つづき) |
birds-eye 2008/02/10 12:43 |
>その≪誤り≫は他の立場の≪誤り≫に比べると |
北村健太郎 2008/02/11 20:06 |
>その意味で、(原告が譲らなかった以上、2007年末〜>2008年初頭の国の判断としては)最善だ |
北村健太郎 2008/02/11 20:19 |
> それは「甘受」できることなのか。 |
birds-eye 2008/02/12 20:52 |
(つづき) |
birds-eye 2008/02/12 20:52 |
> 本当に議員立法しかなかったのか。 |
birds-eye 2008/02/12 21:06 |
>原告の方と弁護団は「私人」であり、言ってしま |
北村健太郎 2008/02/13 10:37 |
司法による解決に限界があることを認めた上で、以下のような声にどう向きあうのか。理性で回答できることではないことはお分かりだと思います。 |
北村健太郎 2008/02/13 10:43 |
少なくとも私は、上記のような声を前にしては、「甘受」「忍従」などという言葉は容易に使えません。 |
北村健太郎 2008/02/13 10:57 |
まずお答えしなければならないのは、 |
birds-eye 2008/02/13 22:49 |
というのは、北村さまがご指摘の「原告・弁護団の問題」は全て認めた上で、一方でその功績も無視できないと考えるからです。 |
birds-eye 2008/02/13 23:21 |
僕は、原告側の方針として最も望ましかったのは、「一律救済という解決にこだわらず、原告間の格差(線引き)を認めたうえで肝炎問題の最良解を模索する」だったと思っています。これは北村さまのお考えと異ならないと思います。 |
birds-eye 2008/02/13 23:52 |
ここまで、論理の綻びがあるような気がしてならないのですが… 最近うちのブログは読者の方に恵まれており、自信ないなと思った箇所は漏れなくツッコまれています(苦笑) |
birds-eye 2008/02/14 00:05 |
まず、私はどんな事情があるにせよ(訴訟戦略云々)、特措法は差別法である以上(現行法ではあるが)絶対に容認できないという立場です。そして、この差別法をもって「全面解決だ」とごまかそうとしている内閣・与党に責任があることは明白です。 |
北村健太郎 2008/02/14 13:21 |
「全面解決」ではありませんね。折り返し地点にすら行ってないように思います。 |
birds-eye 2008/02/15 18:08 |
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