市民が科学社会の行方に「責任を持つ」ためには、どうすればよいでしょうか?
このような趣旨のもと、『科学に責任を持つ市民のブログ』というバナーを公開しました。 温暖化と環境破壊、医療現場と生命倫理の崩壊、原子力の暴走… 「政治家と専門家にお任せ」にするのでは、社会はどこに向かうか分かりません。 それぞれの市民が、それぞれできる範囲で問題に取り組むこと… 素人の方でも、専門家の方でも、かまいません。 常にでなくても、たまに取り上げるだけでも、かまいません。 自分の心に留めおくだけでもかまいません。 そんな人の、ささやかな決意表明に使ってほしいバナーです。 (こちらの記事もごらん下さい) (フルバナー 2パターン) ![]() ![]() (ハーフサイズ 2パターン) ![]() ![]() (極小版) ![]() イラストは、左から「南極大陸(温暖化)」「クジラ(環境保全)」「注射器(医療・生命倫理)」「核実験(原子力)」です。 どうかご自由にお持ち帰りください。 リンクをくださる方は、こちらの記事にお願いいたします。
じゃあ、具体的にどうすればいいの? 責任を持つったって、分かんないよ。大変だよ。 …どうか、難しく考えないでください。誰でもできることを、誰もができる範囲でやっていけば、社会は良くなっていくと思います。 そのために考えた方法を、僭越ながら書いてみたいと思います。このバナーとセットになる、「科学に責任を持つ市民」のあり方です。 ブログ上で、『玉入れ理論』にもとづく草の根運動を心がけることを提案します。 「玉入れ理論」という名前について。こういう物は名前が大切です。 「科学に参画する市民のための『玉入れ』理論」 です。 このイメージは、以前にも別の記事で書きましたが、 というものです。だから『玉入れ理論』です。 具体例として医療問題を取り上げると、専門家とは医師の事になります。これらの方々はさまざまな問題意識をお持ちです。医療費削減による医療崩壊、不当なマスコミ報道による医療バッシング、医療過誤訴訟で繰り返されるトンデモ判決… それを専門家である医師の方に示してもらい、市民が一斉に声を上げる。 そういうことを考えています。 アタリマエじゃん… そう言わず、もうしばらく耳を傾けていただければ幸いです。 そのアタリマエの力を増すために、いくつか心がけることがあると思うからです。 僕が考える、効率的な『玉入れ理論』実践のための心得です。 【専門家の方へ】
【一般市民の方へ】
そして、専門家と市民の間にいるもう一つのグループに向けて。 【ジャーナリスト、またはそれに準ずる市民の方へ】 マトを掲げるのが専門家なら、そのマトをより目立つように彩るのはこの皆さまです。専門家が掲げた問題点を取り上げ、その言葉に具体的なイメージを肉付けしていくことこそがジャーナリズムの役割です。 専門領域の問題を取り上げるに当たっては、専門家の意見を尊重してください。当たり前のことですが、必ずしも守られていないように思います。目立つ問題ばかりが重大な問題とは限らず、共感を呼ぶ立場ばかりが正義とは限りません。 例えば薬害肝炎の問題では、政府の責任を追及する過程で深刻な不公平が生じました。数千万の補償金を得る方たちがいる傍ら、未だに何の援助も得られない肝炎患者の方々が生み出されてしまいました。 薬害エイズが問題になったとき、市民の多くが上に挙げたことを心がけていれば、今日の薬害肝炎問題はもう少し軽減されていたのではないでしょうか? 今日の薬害肝炎訴訟を招いたのは、これこそが足りなかったからだと思います。 これが「市民が科学に責任を持つ」ことだと、僕は考えます。 この「科学に参画する市民のための玉入れ理論」の趣旨に賛同していただける方には、ぜひ上のバナーを役立てていただきたいと思います。 重ねて書きますが、ここで言う「市民」とは、専門家、一般の方、ジャーナリスト、全ての方を含みます。このバナーは掲げておくことに意義があり、例え「科学は難しいから自信がないなぁ」と思っても自分なりに気にかけておくつもりで掲げていただければうれしいです。 むろん、趣旨に賛同していただけるのであれば、バナーを掲げて頂かなくてもけっこうです。 ブログ上で言明しなくても、この立場に沿ったブログ運営を心がけていただければ幸いです。 厚かましいなと、自分でも思います。 でも、提案することは批判するより価値あることだと、そう信じてこの記事を書きました。 僭越ではありますが、どうかよろしくお願いいたします。
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3500-13-12-2-1 2008/07/12 18:38 |
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