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zoom RSS 大連立打診(1): 問題点の整理

<<   作成日時 : 2007/11/14 00:36   >>

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福田氏、小沢氏の党首会談に端を発した大連立打診の、
問題点を自分なりに整理したいと思います。

 自民党が民主党に大連立を打診した問題、少し時機を失してしまった感もありますが、それでも色々な問題を内包しているようで難しいです。
 一連の出来事について、ここでは僕が問題だと考えたことを整理して以下に述べます。


■ 一般論としての「二大政党の連立の是非」
 そもそも、議会制民主主義において、議会を占める政党の大きい方から二つが連立を組むことには、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
 談合として頭から否定されるべき事なのでしょうか? それとも、時と場合によるのでしょうか?
 事の始めに、まずはその点を確認する必要があると思います。

(関連資料)


■ 現在の政情での「大連立」の是非
 これは、例えば自民・民主の選挙戦略や、小沢氏の辞任・復帰劇などをなるべく抜きにして、純粋に「大連立をするのとしないのと、現状でどちらが国民のためになるか」という問題です。国会で丁々発止の議論を期待するべきなのか、それともとりあえず通すべき法案(給油新法など?)を通して政治の停滞を緩和すべきなのか、という問題です。
 しかし、これは次に挙げる問題と不可分であるように、僕には思われます。


■ なぜ「大連立 OR 全面対決」なのか?
 基本に立ち戻れば、議論とは、「相手の意見を聞き、主張すべきは主張し、改めるべきは改め、よりよい結論を導く」ものであるはずです。それが今の国会なら政策協議であったはずです。にもかかわらず、そのとっかかりを得るための党首会談が、なぜいきなり「大連立」というところまで飛躍してしまったのでしょうか? 「大連立なければ政治は停滞」という主張は本来おかしなものではないでしょうか?
 「立場が異なる相手と有意義な議論を行う」ことは、相当の修練を必要とする難しいことです。
 日本の国会議員たちは、国会という表の場でその議論を成り立たせるために、十分な資質を持ち、必要な修練を積んできたのでしょうか? 今回の問題で僕はその点についての疑念を抱きました。

(関連資料)
 

■ 民主党の「政権担当能力」
 小沢氏の辞任会見で「民主党の政権担当能力」という話が出たかと思います。そういえば、この問題の以前からもそんな話はあったように思います。
 「政権担当能力」とはいったい何なのでしょうか? 現実味のない政策を立案することでしょうか? だとしたら、それはなぜ起こり、どのようにすれば克服されるのでしょうか?
 そもそも、自民党には「政権担当能力がある」のでしょうか?
 政権を担当した実績がないというだけで、政権担当能力がないと決めつけるのは厳に慎まなければなりません。それは、政権交代への道を完全に閉ざすことにつながります。

(関連資料)


■ 小沢氏の辞任撤回劇
 小沢氏の一連の辞任・復帰劇には、唖然とするばかりでした。その慰留を行った民主党も、素直な感覚としては、理解に苦しむものがあります。もちろん党分裂を防ぐためだったのでしょうが、国民の感覚からは乖離した政争だという感じがぬぐえません。
 この一件で民主党は株を下げました。しかし、それではやはり自民党が今後も政権を担い続けるべきなのでしょうか?

(関連資料)


■ 渡辺恒雄氏介入の疑惑
 自民・民主の党首会談から大連立打診までの一連の流れについて、読売新聞社主筆の渡辺恒雄氏が関与したという疑惑が報じられています。確証は得られていませんが、複数の全国紙が報じていること、一方で当の読売新聞が否定していないようであることから僕は一定の信憑性があると判断しています。
 報道に携わる新聞記者が、主体的に政局に介入するということは、どうして問題なのでしょうか?

(関連資料)



 以上のことを、これから数回に分けて記事にしていきたいと思います。

(つづく)

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大連立打診(2): 一般論としての是非
何事にも長所と短所があります。 その点を、今回の民主党はきちんと検討できていたのでしょうか? ...続きを見る
白鳥一声
2007/11/14 20:07

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