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zoom RSS 薬物依存の更正支援: 難しい「依存症」

<<   作成日時 : 2007/10/25 20:45   >>

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「責める」という手段は、問題解決のために、
安直で、しばしば無力だと僕は思います。
そんな例の一つを取り上げます。

 薬物依存に対する新しい試みの記事です。
  『薬物依存から抜け出して 執行猶予の乱用者を支援』
   イザ!配信2007.10.25

 覚醒剤などの薬物濫用は再犯率が高く、更正には外部からの支援が必要だが、有罪判決を受けても執行猶予がつくと十分な更正支援が受けられない。そんなケースに対する試験的な取り組みです。
 僕はこの取り組みを高く評価したいと思います。運用によって改善点を明らかにして、ぜひ全国に広げていってほしいと思います。


 薬物濫用に限らず、「依存症」と呼ばれる症状の克服には、難しい問題がつきまといます。
  『依存症(上)薬物 更正阻む周囲の目』
   イザ!配信(産経新聞)2007.06.22

 特に、依存症からの脱却には、専門的な医学的知識に基づいた支援が必要であるにもかかわらず、多くの場合はそれが十分に与えられないことをここでは取り上げたいと思います。

 “酒浸り”、“競馬狂い”、“浪費癖”などの人を見て、皆さんはどう思われますでしょうか? 本人の自制心の問題、という言葉で片づける場合が多いのではないでしょうか?

 もちろん、それは間違ってはいないと思います。自制心に恵まれた人は、そのような問題に立ち至らないでしょう。
 でも、「おまえが悪い」と斬って捨てるのは、問題を解決する上では何の役にも立たないと思うのです。例えば家族にそれらの問題が生じたとき、あるいは薬物犯罪を税金で解決する場合、問題とすべきは「誰が悪いか」ではなく「どうしたら治るか」という事であるはずです。

 精神医学の分野では、このような依存症に向き合うための技術が培われています。また、依存の問題を抱える人のための互助組織もあり、その支援を通じて問題を克服した人も多いと聞きます。そのような手段が有効に活用されることを願います。
 いけないのは、依存の問題を抱えた人に対して、「お前さえその気になれば解決するんだから、がんばれ」と突き放すことです。「分かっているのに、止められない、止めると気が狂いそうになる」というのが依存症です。そのような人たちにかけるべき言葉は、他にあると僕は思います。

 依存の問題を身近に抱えている人は、ぜひそういった手段を活用することを考えてほしいと思います。
 ニュースで薬物などの問題を見かけたら、少しだけ気にかけて、社会的な支援のあり方を考えてもらえたら嬉しいです。

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