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zoom RSS 航海日誌破棄: 実効ある責任追及を

<<   作成日時 : 2007/10/16 21:14   >>

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責任を問うとは、どうすることでしょう?
スケープゴートに腹を切らせて終わることではないはずです。
「問題を再発を防ぐ」ため、何が行われるべきか、考えたいと思います。

 自衛隊の給油転用疑惑の中、その渦中にある補給艦の航海日誌が「破棄」されたニュース(イザ!配信2007.10.16他)が報道されています。
 破棄された航海日誌は民主党が資料請求を行っていたもので、防衛省が意図的に隠蔽した疑いを、少なくとも僕は感じました。(※公正な記述のため、ニュース報道は現時点で「隠蔽疑惑」を直接には指摘していないことを補足します。)

 自衛隊の記録が必要なときに参照できないことは、例え過失であったとしても自衛隊の文民統制原則を揺るがす重大な問題です。だから、破棄が過失か意図的かを、ここで論じるつもりはありません。航海日誌の破棄された部分が疑惑解明に必要な部分だったかどうかも議論しません。
 僕は、仮に過失だとしても故意に隠蔽が行われたものとして責任追及がなされるべきだと思います。防衛省・自衛隊が、不都合な記録を、以後同様の方法で隠蔽する口実を作らせないためです。

 責任追及においては、この問題を担当者の処分のみで済ませないことだが重要だと思います。僕は日本の悪しき習慣として、「誰かが処罰されたことをもって、責任追及が行われたと見なす」風潮があると感じています。
 社保庁の年金問題のとき、末端の新入庁員まで一律にボーナスを返上させることが、(財源の確保は別として)責任追及の方法として有効だったでしょうか? 真に問題を予防しえる立場にあった人を特定して、その人物に損害賠償を請求することこそが、必要だったのではないでしょうか?
 実際、過去にも同様の問題が起こっているようです。朝日新聞によると、以前にも一度航海日誌が破棄されたと発表され、しかもその時は後になって発表が覆され日誌が出てきたのだそうです。

 だから、僕は今回の不祥事について、どのように責任を追及すれば再発防止に最も効果があるかを考えることが重要だと考えます。

 以下、僕の考えを述べます。

航海日誌破棄問題に対する責任追及のあり方

  • 防衛省の内部調査によらず、第三者委員会によって原因究明がなされるべきです。この委員会は、防衛機密について守秘義務を負うという条件の下、防衛省内部資料へのアクセス権が十分に保証されるべきです。野党国会議員などで構成するのはどうでしょう?
  • 調査委員会は、問題となった破棄作業の過程を詳しく調査し、それを全て公開すべきです。作業の日程や参加者が、防衛機密に関わるとは思えません。最も重要なのは、どの地位にある誰が作業を監督し、誰が参加したかを調査し公表することです。
  • 調査委員会は、これらの責任ある人物に対して、その処分内容を検討して当局に勧告すべきです。当局はこの勧告を尊重するべきです。
  • 処分対象として名指しされた自衛官には、弁明の場が保証されるべきです。厳しい処分が与えられ、それに対して反論の機会が与えられることが、誰かがスケープゴートになるのを防ぎ公正な責任追及が行われることを担保します。
  • 与党である自民党と、内閣および防衛大臣は、この責任追及に対して誠実に協力するべきです。
  • 政府の対応を監督するのは、国民である僕たちです。この問題に対する政府与党の態度が、次の総選挙における僕たちの判断材料であること銘記し、投票の結果に反映しなければなりません。


 いかがでしょうか? ご意見ご感想お待ちしてます。

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機密漏洩逮捕: 責任追及の好例として
「誰が悪かったか」明らかにすることでこそ、 失敗を教訓に変えることができます。 ...続きを見る
白鳥一声
2007/12/16 22:51

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